コロナ禍、戦争、災害、人手不足、物価高騰、賃金高騰・・・先行きが不透明なこの時期の賃金改定はどうすべきか。儲かっている会社もそうでない会社も迷っているのが実情です。
然し、対応を一歩間違えると、有能な人材が自社から流出してしまったり、人件費負担の増大で業績を悪化させることになりかねません。
そこで、3月の賃金実務講座では、創立以来60年、好況の時も不況の時もまったく揺るぎなく、強い会社の基盤となってきた「わかりやすく」「運用しやすく」「長持ちする」賃金制度の構築と個別配分の実務を、最新事例を交え指導いたします。
正しい賃金制度こそが、従業員のモチベーションを最大にし、継続的な成長の好循環を実現させるのです。
■日 時 :
【大阪】
3月10日(金)10:00 ~ 16:30 帝国ホテル大阪
【東京・オンライン(同時開催)】
3月17日(金)10:00 ~ 16:30 ホテル雅叙園東京
■講 師: 賃金管理研究所 所長 大槻 幸雄
■受講料: 55,000円(税込)/1名 ※テキスト、資料を含みます。会場参加の方は、昼食もご用意します。
【セミナー内容】
1.会社と社員を守るため、いま社長が手を打つべき給料改定の急所
■2023年春季労使交渉の最新動向と中小企業の賃上げ予測
●大手賃上げ目標「5%」(連合)、中小企業は対応できるのか
●「賃上げ減税」期間延長、まだ活用できる
●地域、業種、業態別…中小企業の賃上げ予測
●税制優遇措置の影響と実際の企業対応
■労働市場から考える、人材獲得競争を勝ち抜くための社長の視点
●社長が知るべきデジタル時代の賃金戦略(DX対応)
●人手不足の深刻化と採用賃金の上昇
●やり方を間違えると、優秀な社員が去り、ダメ社員が残る
●同一労働同一賃金の本音と建前
●「Well-being」で人事制度のあり方が変わる
●パート、アルバイトの時給高騰!正社員との逆転現象にどう対応すべきか
2. 個別金額の決定 ~誰もが納得する「給料改定」の基準づくり
(1)昇給とベースアップの基本 =優秀社員を活かし伸ばす給料決定の仕組み
◎昇給決定のルールを根本から見直す
◎働き方の多様化に合わせた決定の仕組みが必要
◎世間水準との正しい比較
◎自社に相応しい昇給率の算出法
◎ベースアップの実施基準
(2)デキる社員、普通の社員、ダメ社員…の評価・昇給・等級格付けのやり方
◎たとえ支給額が下がっても、仕事意欲が下がらない工夫
◎昇給額の決め方と社内バランス
◎格差をきちっと合理的に説明できることが大事
◎在宅・テレワーク勤務の評価のポイント
【実務事例】本人も納得!問題ある社員への賃金処遇上の対処法(異動、降格、賃下げ…)
(3)早期離職を防ぐ、【新卒・中途】これから入社する社員の給料決定
◎いい人材が欲しいのか、単に人手が欲しいのか
◎入社後の凸凹調整
◎学卒初任給相場
3.無用な賃金高騰を抑える「自社本給表」による総額人件費コントロール
■基本給・手当・賞与・退職金・再雇用の賃金 …本給表一つですべて解決できる
●導入6,500社で成果を実証!賃金管理研究所が推奨する「本給月額表」の仕組み
●本給表があるとヤル気の総和を最大化できる
●賃金決定の基軸は「まかせる仕事」
●賃上げしても総額人件費は増やさない
●役職と賃金の関係 =一般社員との適正な格差
■《実習指導》2023年4月水準の「ヒナ型モデル」による「自社本給表」の作成
●誰にいくら払っているか。正しい現状分析がスタート
●会社規模に合った責任等級区分
●本給を構成する「初号値」と「号差金額」の決定
●昇給上限の設け方
●現行制度からの移行
※主催者(日本経営合理化協会)より受講票、請求書等を郵送いたします。
主催/お問合せ先
日本経営合理化協会
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-3-3
TEL 03-3293-0041 FAX 03-3293-8715
賃金管理研究所 所長公式ブログ
所長 大槻幸雄による賃金人事ブログ