~高卒初任給25万円時代に向け、合理的な賃金制度は欠かせない~
昨年に続き、今年度の最低賃金も大幅な引上げが予想されています。政府は2030年代半ばまでに全国平均で時給1,500円到達を目標に掲げていますが、これを月給に換算すると、平均所定労働時間が月168時間の会社であれば252,000円に相当します。企業における実質的な最低賃金適用者が高卒の新卒社員だとすれば、あと10年足らずで、高卒の採用初任給が現在の大手企業の大卒初任給並みの金額になるということです。
今年はさらに、物価高への対応や人材確保の観点から、大手企業は5%を超える賃上げを実施するなど、労働市場を取り巻く環境はまさにパラダイムシフトの様相にあります。
このような環境下で中小企業が場当たり的に賃金処遇を決めてしまったら、社内バランスが崩れ、優秀な人材から社外へ流出してしまうなど、事業の継続も危ぶまれることになりかねません。
本セミナーでは、全国6,700社以上の企業が導入し、60年以上にわたり企業の発展・拡大を支え続ける責任等級制賃金制度の重点ポイントを解説。わが社の課題を明確にし、賃金処遇の改善方法を探る1日セミナーです。
不安定な事業環境だからこそ、将来を見通せる安定した制度運用が欠かせません。社員の処遇改善にお悩みの中小企業経営者・人事担当者の皆様は、ぜひご参加ください。
【開催概要】
《日 時》 8月7日(金)10:00~16:00 (受付開始 9:30)
《会 場》 浅草橋ヒューリックカンファレンス
東京都台東区浅草1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル3階
・JR総武線「浅草橋駅」西口より徒歩1分
・都営地下鉄「浅草橋駅」A3出口より徒歩3分
《講 師》 賃金管理研究所 取締役チーフコンサルタント 高橋 智之
《受講料》 33,000円/名(税込、昼食代を含みます)
※お申し込み確認後、受講証、会場案内図、ご請求書をお送りします。
※受講料は、開催日前日までに銀行振込みにてお願いします。
※当日は昼食(お弁当)をご用意いたします。
※同業他社様等からの受講はお断りさせていただく場合がございます。
《キャンセル料について》
※8月2日(金)17:00まで・・・キャンセル料不要(0円)
8月5日(月)17:00まで・・・受講料の50%(16,500円)
※上記以降のキャンセルや当日のご欠席につきましては、受講料の全額を請求させていただきます。
セミナーカリキュラム
1.【現状分析】 わが社の課題はどこにあるのか?社員が不満に思うところはどこにあるか?
●社外(地域相場)との比較、社内バランスの確認から、わが社の問題点を探る
2.【責任等級制度】 人の能力ではなく、職務の責任の大きさや難易度を基準に等級を構成する
●職能資格、職務、役割責任…各等級制度を比較。責任等級制度が中小企業に最適な理由とは?
3.【基本給】 所定内給与でもっとも重要な給与項目
●責任の大きさは基本給が表す
●賃金テーブルに隠された”優秀社員を適切に処遇する”仕組み
4.【昇給制度】 真の実力昇給制度が社員のモチベーションを長期にわたり支える
●給与は絶対額が高いだけではダメ
●仕事力の伸び(能力発揮度)と連動した昇給ルール
5.【手当】 実質基本給と変わらない手当はないか?目的・基準があいまいな手当は設けない
●役付手当の支給額設定ポイント
●家族手当は中小企業こそ活用すべき手当の代表
6.【賞与】 社員への半期ごとの利益還元策 ~その効果を最大限に引き出す支給方法とは?
●賞与原資を過不足なく配分する”等級別・成績評語別配分点数法”
<主催/お問合せ先> 賃金管理研究所 電話03-3953-6761
※同業他社様等の受講はお断りさせていただく場合がございます。
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